【独自】22歳村上宗隆が語る!「今ちょっと苦しい」「ぶっちゃけ気になる」三冠王&56号本塁打へ率直な気持ち
◆高津臣吾監督には「しっかり打てよと言われることあります(笑)」
まず、ヤクルトに29年ぶりのリーグ連覇をもたらした今シーズンについては「緊張感というよりかは『きょう決めるぞ』という強い意志がありました。打席の立つ位置などを変えながら試行錯誤してやっているので、その結果も(自身の成績に)出たと思います。高津監督から『苦しかったけど、この景色を見たら苦しさなんて忘れる』という話をしました。今まであった出来事が全て報われました」と笑顔で話しました。
その高津監督については「すごく話しやすいです。冗談交じりですけど、しっかり打てよと言われることあります(笑)」と関係性の良さを明かし、「それは僕への期待だと思います。応えてナンボなので、これからも応えたいと思います」と、今後も更なる活躍を誓いました。
◆打率2位大島洋平選手は「ぶっちゃけ気になります」
リーグ優勝を成し遂げ、これから一層注目されるのが個人タイトル争い。25日現在、村上選手は打率.322、本塁打55、打点132と打撃三冠王に向けてリーグトップに立っています。
本塁打と打点については、2位以下を大きく離しタイトル獲得を確実としていますが、打率は2位の大島洋平選手(中日)と5厘差。
大島選手との打率差について聞かれると「ぶっちゃけ気になります」と心境を明かし「各局の人たちがプレッシャーかけてくれるので、何とか応えられるように頑張ります」と令和初の三冠王へ意気込みました。
◆日本選手最多の56本塁打へ「変なプレッシャーを感じています」
また、本塁打ではシーズン歴代2位タイとなる55本塁打を放ち、王貞治さんが持つ日本選手最多記録に並んでいます。
しかし、13日の巨人戦以来ホームランから9試合遠ざかっている状態。「今ちょっと苦しいです。変なプレッシャーを感じています」と1本の本塁打を打つ難しさを口にしました。だからこそ、今後見据える理想の本塁打数については「まず1本です」と目の前の打席に集中する意志を示しました。
次なる目標については「日本一」と力強く宣言した村上選手。“王さん超え”の56本塁打、そしてバレンティンさんの持つ日本記録60本塁打を上回る成績を残し、ペナントを終えることができるか注目です。