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「予想していたよりもいけるなって」國學院大學3年の平林清澄が2時間6分18秒でV 初マラソン日本最高&学生記録をマーク

2024年2月25日 11:36
「予想していたよりもいけるなって」國學院大學3年の平林清澄が2時間6分18秒でV 初マラソン日本最高&学生記録をマーク
雄叫びをあげる國學院大學3年生の平林清澄選手(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
◇大阪マラソン(25日、大阪府庁前~大阪城公園内42.195キロ)

國學院大學3年生の平林清澄選手が、2時間6分18秒のタイムで初マラソン日本最高記録と学生記録を塗り替える衝撃的なマラソンデビューを飾りました。

今夏のパリ五輪日本代表選考を兼ねる大阪マラソンが25日に開催。今年1月の第100回箱根駅伝で2区(23.1キロ)で1時間6分26秒のタイムを出し区間3位と好走した平林選手は、これが初マラソンでした。

パリ五輪に内定している小山直城選手(Honda)が29キロ付近で前に出ると、平林選手は後ろにつきます。その後32キロ手前で一気に抜かし、トップに浮上。笑顔でガッツポーズもみせました。

終盤は苦しい表情をみせますが、そのままトップを守り、2時間6分18秒のタイムでフィニッシュし、初マラソンで初優勝。レース後には雄叫びを上げました。

この記録は、前回大会で西山和弥選手(トヨタ自動車)が記録した2時間6分45秒の初マラソン日本最高記録を更新。また横田俊吾選手(当時、青山学院大4年)が記録した2時間7分47秒の学生記録を大幅に塗り替える、衝撃的なマラソンデビューとなりました。

レース後には、「予想していたよりもいけるなって思っていました。勝負に徹した中でタイムがついてきてよかった。ここが自分の最高地点ではないので、さらに練習を積んで精進したい」と語りました。

なお、3位に日本人2番手で小山選手が2時間6分33秒でフィニッシュ。4位に吉田祐也選手が2時間6分37秒で続きました。今大会でMGCファイナルチャレンジの設定記録2時間5分50秒を突破した選手は現れず、パリ五輪最後の1枠の争いは、次週の3月3日開催される「東京マラソン」に持ち越されることとなります。

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