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箱根駅伝“山の神”39歳の今井正人が現役引退へ 25日のクロカン日本選手権がラストレース

2024年2月21日 16:24
箱根駅伝“山の神”39歳の今井正人が現役引退へ 25日のクロカン日本選手権がラストレース
第83回箱根駅伝5区で力走した今井正人選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
トヨタ自動車九州陸上競技部は21日、39歳の今井正人選手が現役を引退することを発表。今月25日の日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走(シニア男子10キロ)がラストレースとなります。

福島県出身の今井選手は、順天堂大時代に4年連続で箱根駅伝に出場。2年生からは山上りの5区を走り、3年連続で区間賞を獲得。4年時の第83回大会では、総合優勝に導きました。

天下の険で力走する姿に実況が「山の神」と呼び、その名が定着。その後、東洋大出身の柏原竜二さんや青山学院大出身の神野大地選手らに「山の神」が引き継がれました。

順天堂大卒業後にトヨタ自動車九州へ入社。駅伝やマラソンで活躍します。2015年の東京マラソンで当時歴代6位の2時間07分39秒をマークし、その年の世界選手権マラソン代表に選出。

五輪のマラソン代表を目指し、2019年の東京大会の選考レースMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)では25位。パリ五輪を目指した昨秋のMGCでは、39歳で出場しましたが、パリへの切符に届きませんでした。

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