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【箱根駅伝】「山の神になれなかったが記憶に残る走りできた」城西大・山本唯翔 2年連続5区区間新

2024年1月2日 16:02
【箱根駅伝】「山の神になれなかったが記憶に残る走りできた」城西大・山本唯翔 2年連続5区区間新
レース後インタビューに答えた5区区間新の山本唯翔選手(城西大)
◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(2024年1月2日往路・3日復路)

5区で自身の持つ区間記録(1時間10分4秒)を49秒更新する、1時間9分15秒のタイムで区間賞を獲得した“山の妖精”こと城西大・山本唯翔選手。レース後、「山の神にはなれなくても記憶に残る走りはできた」と振り返りました。

「2年連続で区間賞、区間新記録を目標に1年間取り組んできた」と語った山本選手。昨年とは違い一人で走る形となったが「チームのみんながいい往路順位でつないできてくれて、3位で襷(たすき)を受け取るのは出雲駅伝以来なので、今日絶対区間賞とってやるという気持ちでやった」とチームメイトの力走に応える区間賞となりました。

かねてより“山の神”になりたいと口にしてきた山本選手。そのことについては「今日の走りでは今井さんの記録には届かなかった」と、かつて山の神と呼ばれた今井正人さん(順天堂大)の記録には届かなかったものの、「山の神にはなれなかったんですけど、みなさんの記憶に残る走りはできたと思う」と笑顔で語りました。

※今井正人さんが出場した第81回大会と現在のコースは異なる