【箱根駅伝】中央学院大・黒岩勇禅は“親子給水”実現 父と挑んだ初めての箱根駅伝
親子での給水が実現した中央学院大学の黒岩勇禅選手
◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(2024年1月2日往路・3日復路)
箱根駅伝の4区、中央学院大の2年生・黒岩勇禅選手は親子で挑んだ箱根駅伝となりました。
黒岩選手は、15キロ付近の給水地点で給水係として登場したのは陸上部OBで箱根駅伝も目指した父・弘樹さん(45歳)でした。
2本のボトルを持って、息子の勇禅選手に近づくと、右手に持っていたボトルを手渡し「切り替えて、切り替えて、ここからだ、ここから」などと声をかけました。
前回大会では箱根に届かなかった中央学院。父も現役時代は走ることができなかったということで、父子ともに初めての箱根駅伝となりました。
この“力水”で区間6位の走りをみせ順位を3つあげた黒岩選手、17位でタスキを5区につなげました。