◇『伊藤園「お～いお茶」と大谷翔平選手の発表記者会見』(21日、東京)

MLBドジャースのムーキー・ベッツ選手がインタビューに応じ、チームメートの大谷翔平選手とフレディ・フリーマン選手について語りました。

ベッツ選手は昨季116試合に出場し19本塁打、16盗塁75打点で打率.289を記録。2018年にはリーグMVPを獲得しており、2020年MVPのフリーマン選手、2021、23、24年MVPの大谷選手とともに「MVPトリオ」と呼ばれています。

イベントの会見後、取材に応じたベッツ選手は2人について「ショウヘイとフレディと毎日プレーできてうれしいです」とコメント。2人のすごさについて聞くとフリーマン選手については“Best Person”とコメント。

フリーマン選手は昨季、右足首のケガを抱えながらワールドシリーズ（WS）に出場。WS初の4戦連続本塁打を放つなど、5試合で打率.300、4本塁打、12打点を記録し、ドジャース世界一の立役者となりました。

さらにベッツ選手はフリーマン選手の人柄にも触れ「フレディは一塁ベース上でみんなと話す。いつも笑顔だし冗談も言う。とてもいい人です」と理由を明かしました。

続いて、大谷選手について問われたベッツ選手は大谷選手を「GOAT」と表現。GOATとは“Greatest of All Time"の頭文字をとった言葉で、「この言葉は史上最高という意味でショウヘイはまさにこれです」と納得の表情で語りました。

大谷選手は昨季、MLB史上初の50―50(54本塁打59盗塁)を記録し、2年連続の満票でMVPを獲得。ベッツ選手は「彼は神様みたいですよね。歩くとみんなが止まって写真を撮ったりしている」と大谷選手の人気について話しました。

大谷選手は昨年のWS第2戦で2塁へ盗塁を試みた際、左肩を脱臼。それでも世界一をめざし出場を続けました。「クラブハウスに彼がいることはすごく重要で、ワールドシリーズで状態がよくなくてベストプレーができないにもかかわらず、彼はともにプレーし、打線にいるだけで大きな助けになった」と当時を振り返りました。

今季、カブスとの開幕戦を日本で行うドジャース。大谷選手に期待することを問われると、「2試合あるからホームラン3本。2塁打1本、ヒット1本、誰にもできないくらいの3本塁打を期待しています」と笑顔で答えました。

（1月26日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)