◇プロ野球セ・リーグ 中日―巨人（6日、バンテリンドーム）

1-1で迎えた8回、中日はルーキー福永裕基選手のタイムリーで勝ち越しに成功しました。

巨人のマウンドに上がったのは三上朋也投手はこの日も「053」と育成時代のユニホームのままです。先頭打者の細川成也選手は空振り三振に倒れますが、石川昂弥選手がフォアボールを選び、出塁します。ここで代走の切り札、高松渡選手が送られました。

ビシエド選手の打席ですかさず、2盗。ビシエド選手はショートゴロに倒れますが、2アウト2塁と一打同点のチャンス。ここで打席には前日の試合でプロ初ホームランを放った福永選手。粘りを見せて、フルカウントまで持ち込み、9球目の146キロのまっすぐをレフト前に打ち返しました。

快足の高松選手にとっては、絶好の見せ場。ボールはバックホームされてきますが、悠々セーフと、中日が1点を勝ち越しました。