◇プロ野球セ・パ交流戦 日本ハム8－2阪神（29日、甲子園球場）

この日、新庄剛志監督は、1番に現役ドラフトでソフトバンクから加入した水谷瞬選手、2番に昨季25本塁打の万波中正選手を起用。この組み合わせの１、2番は初めての試みです。

その指揮官の期待に、2人が結果で応えます。

2－1と1点リードで迎えた5回、阪神の先発・大竹耕太郎投手から水谷選手がチェンジアップを打ち、レフトへのヒットで出塁。続く万波選手も初球チェンジアップを捉えると、打球はレフトスタンドへ。6号2ランホームランを放ち、貴重な追加点をあげました。

さらに水谷選手は、7回1アウト2、3塁のチャンスで阪神・島本浩也投手からストレートをセンターに運ぶ2点タイムリー安打。勝利を決定づける打点を挙げました。このヒットで水谷選手はプロ初の猛打賞も記録しています。

この日は1・2番コンビで4打点。日本ハムが敵地・甲子園で阪神に快勝、交流戦初勝利を飾りました。