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北京「銅」の冨田せな 五輪後初の大会で堂々トップ通過「日本スノーボード界を盛り上げるためにも」

2022年3月20日 21:22
北京「銅」の冨田せな 五輪後初の大会で堂々トップ通過「日本スノーボード界を盛り上げるためにも」
全日本スキー選手権スノーボード・ハーフパイプの予選でトップ通過を果たした冨田せな選手
全日本スキー選手権スノーボード・ハーフパイプ(青森スプリングスキーリゾート、20日)

全日本スキー選手権スノーボードハーフパイプ予選が行われ、女子では北京五輪銅メダルの冨田せな選手が堂々の予選トップ通過をしました。

2本のランを行い、点数の高いランが採用される予選。冨田選手は1本目にフロントサイド540→バックサイド540→フロントサイド720→キャブ720をメイクし、85.2の高得点。その点数が採用され予選トップで決勝に進みました。

試合後、冨田選手は決勝へ向けて「せっかく今年五輪イヤーで、五輪に出た選手たちが一緒に全日本に出ているので、日本スノーボード界を盛り上げるためにも、やれることはしっかりやっていきたい」と意気込みを語りました。

また3月25日のプロ野球シーズン開幕戦「巨人vs中日」で始球式を務めることが決定している冨田選手。

その始球式ではスノーボードのウエアを脱いで、背番号入りの野球のユニホームで臨むと言います。「(始球式に選ばれたのは)うれしかったですけど、やっぱり不安はあります。(野球は)学校の授業でやったくらいです。緊張はしています。恥だけはかかないようにしっかり投げられたらいいなと思います」と笑顔で答えてくれました。