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ダルビッシュ有 好投もチームはワールドシリーズ進出ならず 試合後の音声配信ではWBC出場明言せず「体もどうなってるか分からない」

2022年10月24日 15:09
ダルビッシュ有 好投もチームはワールドシリーズ進出ならず 試合後の音声配信ではWBC出場明言せず「体もどうなってるか分からない」
ダルビッシュ有投手(写真:AP/アフロ)
◇MLB ナショナル・リーグ優勝決定シリーズ フィラデルフィア・フィリーズ4-3サンディエゴ・パドレス(ペンシルベニア州フィラデルフィア、日本時間24日)

パドレスのダルビッシュ有投手は24日、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦に先発。

負ければ敗退の決まるパドレス。ダルビッシュ投手は初回、2回と先頭打者に出塁を許すも後続を併殺打に抑えます。しかし3回、2アウトからフォアボールでランナーを出すとリース・ホスキンス選手に2ランホームランを打たれ先制を許します。

試合途中からは雨が降り出す難しいコンディション。それでもダルビッシュ投手は粘りのピッチングを見せ追加点を許しません。

すると味方打線は1点ビハインドの7回、ジョッシュ・ベル選手のタイムリーで同点に追いつくと、さらに2アウト3塁から相手バッテリーがワイルドピッチ。3塁ランナーが生還しパドレスが勝ち越しに成功します。

勝利投手の権利を得たダルビッシュ投手はその裏もマウンドに上がりますが、先頭バッターに2ベースヒットを許したところで降板。それでも、後を受けた2番手のロベルト・スアレス投手がピンチを抑え得点を許しません。

しかし続く8回もマウンドに上がったスアレス投手、これが裏目に出ます。ランナーを1塁に置き相手の4番、ブライス・ハーパー選手。左中間に逆転2ランを許し万事休す。3対4でフィリーズに敗れ、ワールドシリーズ進出を逃しました。

ダルビッシュ投手は6回0/3、2失点、5奪三振という内容。今シーズンはメジャー自己最多に並ぶ16勝を挙げました。

試合後には、ダルビッシュ投手がリスナーからの質問に答える形で音声ライブを配信。その中で、来年3月に開幕するWBC出場について「これから考えますか?」とリスナーに問われると、「そうですね。まだ体もどうなってるかわからないので」と回答しました。