次世代をつなぐ「架け橋に」陸上界の発展へ サニブラウンが主催大会を新設 自らプレゼン
次世代育成へ大会を新設するサニ ブラウン選手
陸上・世界選手権の100mで2年連続の入賞を果たしたサニブラウン・アブデル・ハキーム選手が、都内の陸上競技場で、イベント「サニブラウン スピードトライアル」を開催しました。
日本の陸上界を盛り上げ、世界レベルと戦える水準まで引き上げたいという、サニブラウン選手の強い思いから企画されたもので、多数の応募のなかから選出された約100人が参加。小学生は50m、中高生は100mをレース形式で実施し、サニブラウン選手によるトークショーも行われました。
イベント後には、報道陣に向け、サニブラウン選手自ら今後についてプレゼン。「試合より緊張する」と言いながら、来年のパリ五輪後に、全国規模の大会を実施する考えを明かしました。
野球、サッカー、バスケットボールといったチームスポーツが国際大会等で盛り上がりを見せる中、個人競技が主である陸上競技はそれらの競技に比べ、盛り上がりが「さびしいなと感じた」というサニブラウン選手。
「陸上も、もっともっと盛り上がれば」。そんな思いで「競技者として、選手として、子どもたちのために何ができるのか、陸上競技やスポーツ界に対して何ができるのかを考えてきた」とのこと。
現役アスリートでありながら「競技以外で何かできないか」と、去年には福岡と大阪で交流イベントを実施し、子どもたちと走ったり、触れあったりする機会を設けていました。そんな中、若い世代に選択肢やチャンスを与え、日本の陸上界を盛り上げていくための第一歩として開催したのが、今回のスピードトライアル。これを皮切りに、次世代の子どもたちへ向けた大会を開催していく予定だといいます。
大会名は「DAWN GAMES」。夜明けや始まりを意味する「DAWN」という単語を使用し、「この大会が始まりで、ここからはい上がる」という意味が込められています。
全国の子どもたちを対象に、各地区で、ブロック大会を実施。パリ五輪後に東京でファイナル大会を開くという構想で、この大会を通し、優勝者や優秀な成績を残した選手には、「海外を肌で感じてもらう機会を増やしていけたら」と説明。「例えばですが、自分のチームを見学、実際に参加したり、ダイヤモンドリーグや世界トップの大会に帯同したり、世界トップレベルを肌で感じて、見て、競技に対する意欲もそうだし、もっともっといろいろなものを見てほしい」と思いを明かしました。
さらに、この大会を日本だけでなく、世界の目に触れるようにすることで、出場した選手たちが、大学のスカウトや海外コーチの目に止まるようにすべく、この大会を今後海外へ挑戦する選手たちへ向けた「架け橋になれば」との大きな目標も語りました。
日本の陸上界を盛り上げ、世界レベルと戦える水準まで引き上げたいという、サニブラウン選手の強い思いから企画されたもので、多数の応募のなかから選出された約100人が参加。小学生は50m、中高生は100mをレース形式で実施し、サニブラウン選手によるトークショーも行われました。
イベント後には、報道陣に向け、サニブラウン選手自ら今後についてプレゼン。「試合より緊張する」と言いながら、来年のパリ五輪後に、全国規模の大会を実施する考えを明かしました。
野球、サッカー、バスケットボールといったチームスポーツが国際大会等で盛り上がりを見せる中、個人競技が主である陸上競技はそれらの競技に比べ、盛り上がりが「さびしいなと感じた」というサニブラウン選手。
「陸上も、もっともっと盛り上がれば」。そんな思いで「競技者として、選手として、子どもたちのために何ができるのか、陸上競技やスポーツ界に対して何ができるのかを考えてきた」とのこと。
現役アスリートでありながら「競技以外で何かできないか」と、去年には福岡と大阪で交流イベントを実施し、子どもたちと走ったり、触れあったりする機会を設けていました。そんな中、若い世代に選択肢やチャンスを与え、日本の陸上界を盛り上げていくための第一歩として開催したのが、今回のスピードトライアル。これを皮切りに、次世代の子どもたちへ向けた大会を開催していく予定だといいます。
大会名は「DAWN GAMES」。夜明けや始まりを意味する「DAWN」という単語を使用し、「この大会が始まりで、ここからはい上がる」という意味が込められています。
全国の子どもたちを対象に、各地区で、ブロック大会を実施。パリ五輪後に東京でファイナル大会を開くという構想で、この大会を通し、優勝者や優秀な成績を残した選手には、「海外を肌で感じてもらう機会を増やしていけたら」と説明。「例えばですが、自分のチームを見学、実際に参加したり、ダイヤモンドリーグや世界トップの大会に帯同したり、世界トップレベルを肌で感じて、見て、競技に対する意欲もそうだし、もっともっといろいろなものを見てほしい」と思いを明かしました。
さらに、この大会を日本だけでなく、世界の目に触れるようにすることで、出場した選手たちが、大学のスカウトや海外コーチの目に止まるようにすべく、この大会を今後海外へ挑戦する選手たちへ向けた「架け橋になれば」との大きな目標も語りました。