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91年ぶりの快挙 サニブラウン日本勢最高位に並ぶ6位 陸上世界選手権100m決勝

2023年8月21日 12:38
91年ぶりの快挙 サニブラウン日本勢最高位に並ぶ6位 陸上世界選手権100m決勝
陸上世界選手権 決勝6位入賞したサニブラウン選手(写真:時事)
◇第19回世界陸上選手権大会 第2日(日本時間21日、ハンガリー・ブダペスト)

男子100m決勝に出場したサニブラウン・ハキーム選手が、日本勢最高位に並ぶ6位に入賞。91年ぶりの快挙となりました。

準決勝で自己ベストタイの9秒97をマークし、決勝に進んだサニブラウン選手。

しかし決勝はスタートで出遅れ、海外勢にリードを奪われます。終盤での伸びも欠いて、10秒04と準決勝よりもタイムを落とす結果となりました。

それでも6位入賞となり、五輪を含む世界大会では、1932年ロサンゼルス五輪6位の吉岡隆徳(たかよし)さん以来、91年ぶりの快挙となりました。

レース後、サニブラウン選手は「昨年よりも調子が良かった中で、最大のパフォーマンスが出せず、全く満足していない。他の選手たちは決勝でもう1段階ギアを上げてくる。それができないと勝てない」と悔しそうな表情でコメントしました。

なお、レースはアメリカのノア・ライルズ選手が9秒83で優勝を果たしました。