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陸上ファン歓喜「鳥肌ものすぎた!」3000m障害で青木&三浦が日本勢20年ぶり決勝へ【世界選手権】

2023年8月20日 13:20
陸上ファン歓喜「鳥肌ものすぎた!」3000m障害で青木&三浦が日本勢20年ぶり決勝へ【世界選手権】
世界選手権3000m障害で日本勢20年ぶりの決勝進出、左・青木涼真選手と右・三浦龍司選手(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
◇第19回世界陸上競技選手権大会1日目 男子3000メートル障害予選(日本時間19日、ハンガリー・ブダペスト)

陸上の世界選手権は19日、ハンガリーのブダペストで開幕。男子3000メートル障害予選で青木涼真選手(Honda)と三浦龍司選手(順天堂大4年)が20年ぶりとなる決勝進出を決めました。

この種目は約90センチの障害を28回、水がたまる水濠(すいごう)を7回越えながら3000メートルを走る過酷な競技です。

1組目で登場した青木選手は、9人の先頭集団につきラスト1周へ。上位5着まで決勝進出の権利が与えられる中、ラスト20メートル付近で1人をかわし5着でフィニッシュ。2021年の東京五輪、昨年の世界選手権と予選落ちでしたが、8分20秒54のシーズンベストで決勝進出を決めます。

そして3組目では東京五輪で入賞を果たした三浦選手が盤石な走り。先頭集団にぴったりつく三浦選手はラスト1周までに上位4人が絞られ、8分18秒73のタイムで4着に入り決勝進出。

三浦選手は決勝へ向けて「(青木選手と)2人で臨めるのは心強い。表彰台、メダルは狙っていきたい」と力強く話しました。

2組目で走った砂田晟弥選手(プレス工業)は惜しくも予選敗退。それでも決勝進出は2003年の大会で岩水嘉孝さんが決勝で11位に入って以来、日本勢20年ぶりの快挙。そのファイナリストが2人も誕生するレースとなりました。

この快挙にSNSでは「3000m障害の男子アツい!」「鳥肌ものすぎた!」「青木選手の追い上げ感動」と多くの祝福の言葉がよせられています。

決勝は日本時間23日の早朝。世界選手権でいまだ入賞がないこの種目で、青木選手と三浦選手の2人で世界に挑みます。
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