【競歩】陸上世界選手権は波乱スタート 山西が24位で3連覇逃す 日本勢トップは初出場の古賀が12位
世界選手権3連覇を目指すも24位に終わった競歩の山西選手(写真:AP/アフロ)
◇第19回世界陸上競技選手権大会1日目 男子20キロ競歩
陸上の世界選手権は19日、ハンガリーのブダペストで開幕。大会最初の競技として男子20キロ競歩が行われ、3連覇のかかった山西利和選手(愛知製鋼)が24位に沈み、日本勢の入賞はありませんでした。
レース前から悪天候のためスタートが遅れるアクシデント。約2時間遅れて競技が開始されます。
周回コースで行われる今大会。序盤から飛び出したのは池田向希選手(旭化成)。2021年の東京五輪で銀メダルに輝いた25歳は、先頭でレースを展開します。
一方、世界選手権連覇をしている山西選手は苦しい表情を浮かべ先頭集団から脱落。10キロ地点では先頭の池田選手から40秒ほど遅れ、初代表の古賀友太選手(大塚製薬)は4位集団につけます。
すると後半、海外勢が一気にペースアップ。独歩を続けていた池田選手が後退。一気にペースアップするスペインのマルティン選手らについて行けず順位を落とします。トップでマルティン選手がゴールすると、古賀選手が1分半遅れで日本勢トップとなる12位。15位で池田選手と続きました。
また山西選手は24位に沈み3連覇とはならず、日本勢は4選手ともに入賞を逃しています。
〈男子20キロ競歩結果〉
優勝 1時間17分32秒 マルティン(スペイン)
12位 1時間19分02秒 古賀友太(大塚製薬)
15位 1時間19分44秒 池田向希(旭化成)
21位 1時間20分25秒 高橋英輝(富士通)
24位 1時間21分39秒 山西利和(愛知製鋼)
陸上の世界選手権は19日、ハンガリーのブダペストで開幕。大会最初の競技として男子20キロ競歩が行われ、3連覇のかかった山西利和選手(愛知製鋼)が24位に沈み、日本勢の入賞はありませんでした。
レース前から悪天候のためスタートが遅れるアクシデント。約2時間遅れて競技が開始されます。
周回コースで行われる今大会。序盤から飛び出したのは池田向希選手(旭化成)。2021年の東京五輪で銀メダルに輝いた25歳は、先頭でレースを展開します。
一方、世界選手権連覇をしている山西選手は苦しい表情を浮かべ先頭集団から脱落。10キロ地点では先頭の池田選手から40秒ほど遅れ、初代表の古賀友太選手(大塚製薬)は4位集団につけます。
すると後半、海外勢が一気にペースアップ。独歩を続けていた池田選手が後退。一気にペースアップするスペインのマルティン選手らについて行けず順位を落とします。トップでマルティン選手がゴールすると、古賀選手が1分半遅れで日本勢トップとなる12位。15位で池田選手と続きました。
また山西選手は24位に沈み3連覇とはならず、日本勢は4選手ともに入賞を逃しています。
〈男子20キロ競歩結果〉
優勝 1時間17分32秒 マルティン(スペイン)
12位 1時間19分02秒 古賀友太(大塚製薬)
15位 1時間19分44秒 池田向希(旭化成)
21位 1時間20分25秒 高橋英輝(富士通)
24位 1時間21分39秒 山西利和(愛知製鋼)