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【サッカー日本代表】非公開のヨルダン戦に6発快勝で森保監督も手応え 負傷の三笘・久保・冨安は出場せず

2024年1月10日 17:25
【サッカー日本代表】非公開のヨルダン戦に6発快勝で森保監督も手応え 負傷の三笘・久保・冨安は出場せず
サッカー日本代表の森保一監督(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
アジアカップへ向けて調整中のサッカー日本代表は9日、開催地カタールのドーハでヨルダン代表と非公開の練習試合を開催。6―1で快勝しました。

試合後、森保一監督は取材に応じ、前後半で選手を総入れ替えをして試合に臨んだと話し、「チームとしてのやるべきコンセプトの部分では攻撃も守備も確認しながら、やれましたし、前半後半総替えで戦った中、選手たちには勝利にこだわりながら我々がやること、そして個々がやることを確認しながらプレーしてくれました。そういう部分では非常に良かったと思います」と手応えを口にしました。

またこの試合、ヨルダンにカウンターから1失点したことを明かした森保監督は、「特にアジアカップをこれから戦うにあたって、守備を固めてきて、一発のカウンターで試合を決めにくるという戦い方を相手がよりこだわってくると思う。今日、攻撃やリスク管理のバランスが中途半端になったりというところで、相手にチャンスを与えたので、それはそれでしっかり反省して、アジアカップ本大会へ向かわなければいけないと思います」とコメント。

「(アジアは)そう簡単に勝たせてくれる相手ではない。苦しい、難しい戦いの中でも勝っていくタフさや、粘り強さをもって戦う部分と、我々が相手を上回って勝っていくことをしっかり考えながら、戦っていきたいと思います」と本大会を見据えました。

さらに、この日は負傷中の久保建英選手や三笘薫選手、復帰したばかりの冨安健洋選手の3人は試合に出場せず。

リハビリ組について、「できるものを止めたりということではなく、焦らずにしっかり回復させるという意味で、それが早ければいいし、遅くなっても仕方がない。人の身体なので、そこは焦らず、最短でプレーできるように復帰してもらえればということで考えている」と言及すると、「もちろんトミ、カオル、タケはチームの中心的な存在で、これまでも存在感を発揮してくれていて貴重な戦力だけど、誰かが欠けた時には必ず代わりに選手が出てチーム力を落とさず勝っていくことは、チーム全体でこれまでも準備して戦ってきた。選手たちは自信を持って戦ってくれると思う」と選手への信頼を語りました。