広島 往年の名選手が集結!江夏豊vs山本浩二の“レジェンド対決”が実現
プロ野球開幕を4日後に控えた21日、「カープレジェンドゲーム」と題したOB戦がマツダスタジアムで行われ、往年の広島を彩った名選手35人が一堂に集結しました。
紅白戦では33試合連続安打のプロ野球記録を打ち立てた高橋慶彦さん(65)が痛烈なライト前ヒットを放ち、笑顔とガッツポーズで喜びを表現。また、ピッチャーではプロ通算148勝138セーブをあげた大野豊さん(66)が衰えを感じさせない力強いボールを披露し、ファンをわかせました。
そして、紅白戦の合間には“レジェンド対決”も行われました。シーズン401奪三振のプロ野球記録を持つ江夏豊さん(73)と4度のホームラン王に輝いた“ミスター赤ヘル”山本浩二さん(75)が1打席勝負。結果は山本さんがワンバウンドのボールを打ち、キャッチャーゴロとなり、江夏さんに軍配が上がりました。
1979年、球団初の日本一に大きく貢献した2人。それから40年以上の時を経て行われた真剣勝負に、スタンドからは大きな拍手が送られました。江夏さんは「大変だな、打つのも」と山本さんをねぎらうと、山本さんも「よう頑張ったよ」と健闘をたたえました。