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山本由伸と吉田正尚は同僚になる? MLB公式サイトが大胆予想を公開 2年ぶりの共闘なるか

2023年11月12日 11:00
MLB公式サイトは日本時間11日、アンソニー・カストロビンス記者の「オフシーズンの8つの大胆予想」を公開。その1つに「山本由伸投手は吉田正尚選手の同僚になる」という予想がありました。

2人は2017年から22年まで、6年間オリックスでプレー。それぞれエースと4番で活躍し、チームのリーグ優勝と26年ぶりの日本一に貢献しました。

吉田選手は22年オフにMLB・レッドソックスと5年9000万ドル(当時・約123億円)の大型契約を結ぶと、1年目の今季はチームトップの打率.289を記録するなど、15本塁打72打点の成績を残しました。

そして山本投手は今季、防御率1.21、16勝6敗、169奪三振の成績を残し、3年連続で投手4冠と沢村賞を受賞。日本シリーズでも歴代最多の14奪三振を記録し、今オフに球団からMLB挑戦を容認されました。

するとMLB公式サイトは、山本投手をFA先発投手ランキングで1位に選出。総額2億ドル(約300億円)の大型契約が予想されています。

カストロビンス記者は「今オフの主役は大谷翔平だが、実際に獲得できる可能性があるチームの数は少ない」とし、「吉田正尚と契約した1年後、レッドソックスは山本を獲得することになる」と予想。

今季、レッドソックスは10試合以上に先発した投手7人中2人が、2ケタ勝利を記録するも、全員が防御率4点台以上と先発が不安定でした。

「今オフのFA市場において、3年連続で日本版のサイ・ヤング賞(沢村賞)を受賞した25歳の右腕は際立った存在である。とても若く、落ち着いていて、5つの球種を投げ分ける。これは30代のFA選手に当てはまらない、彼だけの魅力である」と山本投手を分析しました。

またFAの動向が注目される大谷選手が、9月に右肘を手術したことで、来季は打者に専念することも影響しているとし、「多くのチームが山本のことを先発1~2番手クラスの投手と評価しており、2024年シーズンに大谷が投げられないことも山本の魅力に拍車をかけてる」と指摘。

「これらの要素によって、山本の価格は2億ドル(約300億円)をはるかに超えるレベルまで上昇する可能性がある。ナ・リーグのサイ・ヤング賞の最有力候補であるブレイク・スネルをはじめとする、そのほかのFA投手よりも高額な契約を得る可能性もあるだろう」と予想しました。

来季からレッドソックスで山本投手と吉田選手が、再び共にプレーすることになるのか注目です。
最終更新日:2023年11月12日 11:00
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