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ヤンキースの最注目は大谷よりもNPB最強投手 GMも大絶賛 番記者「ニーズを満たしてくれる」

2023年11月12日 10:00
エンゼルス・大谷翔平選手のFAの動向が注目されるMLB。日本テレビは現地の記者を直撃すると、ヤンキースは大谷選手ではなく、ある日本人選手に注目していると話しました。

今季、打者で初の打率3割(.304)と本塁打王(44本)に輝き、2年ぶり2度目のシルバースラッガー賞を受賞した大谷選手。

投手では2年連続の2ケタ勝利(10勝)の活躍を見せ、最低でもMLB史上最高額となる総額750億円の大型契約になるのではと予想されています。

以前、大谷選手は「もっともっと楽しいというか、ヒリヒリするような9月を過ごしたい。正直ワールドシリーズに関しては出たことがないので、予想すらできないですけど、やっぱり短期決戦やりたいなという欲は自然と高まるかな」と話しており、直近10年で9度の地区優勝を果たし、エンゼルスと同じロサンゼルスを本拠地とするドジャースが、移籍先の最有力候補に挙がっています。

他にも今年のワールドシリーズを制覇したレンジャースや、イチロー氏がプレーしていたマリナーズも候補に挙がる中、日本テレビはワールドシリーズを最多の27回制覇している名門・ヤンキースの番記者を直撃しました。

番記者は「ヤンキースも大谷がほしいはず。彼は世界最高の選手です。それにヤンキースにはスーパースター獲得に必要な資金力がある」と話しましたが、「来年の大谷はDH(指名打者)専門ですが、ヤンキースにはジャンカルロ・スタントンがいる。現時点では彼を獲得しないと思う」と、通算402本塁打のスタントン選手がいるため、獲得しない可能性があると話しました。

そこでヤンキースが注目している選手について聞いてみると、「大谷より山本を獲得する可能性の方が高い。大谷ほどの金額はかからないし、彼は先発投手を必要とするヤンキースのニーズを満たしてくれる」と、3年連続で投手4冠と沢村賞に輝いたオリックス・山本由伸投手を挙げました。

今季15勝を記録したゲリット・コール投手以外、2ケタ勝利した投手がいなかったヤンキース。

キャッシュマンGMは、9月に山本投手が2年連続でノーヒットノーランをした試合を視察した際、「日本で彼のノーヒッターを見られたのは素晴らしい贈り物でした。あの日は特別だったから、紙のチケットはお土産として今でも持っています。日本で彼の投球を見たこと以外、今は話したくない。それ以外の分析をしたくないです。もちろん彼が素晴らしい投手であることに異論はないです」と大絶賛していました。

MLB公式サイトではFA先発ランキングで1位に選ばれるなど、総額300億円の契約が予想されている山本投手。来年はどのユニホームを着てプレーしているのか注目です。
最終更新日:2023年11月12日 10:00
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