現地時間11月11日（金）と14日（月）におよそ3か月振りの実戦となるアウェー2連戦に臨むバスケットボール男子日本代表。4日、トム・ホーバスヘッドコーチ（HC）が取材に応じ、意気込みを語りました。

日本代表は1日から7日まで強化合宿を実施しており、その手応えについて「雰囲気がいい」と語るホーバスHC。「この2日間で4回練習しました。（今回の）メンバーはうちのバスケットをわかっているから結構スムーズに（合宿を）始められた」と手応えを感じている様子。

今回招集されたのはBリーグで活躍し、これまでホーバスJAPANでもプレーしたことのある12人。その中で注目しているのは追加招集されたSR渋谷・ベンドラメ礼生選手だといいます。

「ベンドラメはシュート力もある、Bリーグでも（3ポイント成功率が）36％。ドライビングもできる」と評価しながらも、本来のポイントガードではなく、シューティングガードの起用を検討しているということです。

一方、NBAシーズン中のため今回の招集が見送られたブルックリン・ネッツ所属の渡邊雄太選手についても発言。

ここ5試合で1勝4敗、これまで指揮を執っていたスティーブ・ナッシュHCが退任するなどチーム状況が変化するネッツ。その中でも渡邊選手はここ4試合で平均21分とプレー時間を確実に伸ばしています。

「3ポイントシュートも入っている、ディフェンスも当たり前にやっている」「（直近の）試合も28分出場した。彼はプレータイムさえあればいいバスケできると思っている」と評価しました。

さらにトム・ホーバスHCは現地時間11月30日に行われるブルックリン・ネッツと八村塁選手が所属するワシントン・ウィザーズの試合を視察する予定だということです。

◇FIBAバスケットボールW杯2023 アジア地区予選Window5 日程

11月11日（金）vsバーレーン@アウェー
11月14日（月）vsカザフスタン@アウェー