プロ野球・オリックスは22日、広島から国内FA権を行使していた西川龍馬選手(28)を獲得したことを発表しました。

大阪出身の西川選手は、敦賀気比高校から社会人を経て15年ドラフト5位で広島に入団。1年目から1軍出場を果たすと、着実に成績を伸ばし19年には初の規定打席に到達し打率.297を記録しました。今季はケガによる離脱もありましたが、リーグ2位となる打率.305をマークしました。

FA権行使を表明した際、移籍先について西川選手は「いくならパ・リーグでやってみたいです。やっぱりセとパで野球が違うので。少なからずパの野球に興味があったので、野球人生短いのでそっちのほうでもプレーしたい」と、パ・リーグ球団への移籍希望を明かしていました。

昨年の森友哉選手に続いて2年連続で大型補強を行ったオリックス。今季は吉田正尚選手のメジャー移籍もあり今季は外野手のレギュラーが定着しませんでした。リーグ4連覇と日本一の奪還を狙うチームにとって、西川選手の加入は大きな戦力アップとなりそうです。