MLB・カブスの鈴木誠也選手は日本時間15日、アリゾナ州メサでメジャー4年目のキャンプインを迎えました。

マシンとフリー打撃ではセンター方向を中心に、58スイング中16本の柵越え。日本人選手の右打者で初の2年連続20本塁打をクリアしたパワーを初日から見せ、状態の良さをアピールしました。

メジャー4年目のキャンプインについては「最悪ですね。またはじまったのかと。何も考えてないですよ。適当に頑張ります」とジョークを交え、笑顔で質問をはぐらかす場面もありましたが、「もう4年目になりますし、言い訳は言っていられない」と気を引き締めました。

また、今季は守備につかないDHでスタートすることが決まっている鈴木選手。日本では5度のゴールデン・グラブ受賞に輝くなど、外野の守備でも実績は十分にありますが、「下手くそですから、仕方ないでしょう。エラー何回もしていますから、しっかり頑張りたい」とコメント。

この日は、『絶対捕れ！次、エラーしたら、クビなぁ！』の刺しゅう入りグラブで守備練習に挑み、「次エラーしたら終わりでしょって意味。そんなにチャンスはない。次したら終わりというような意識でいる」と軽快な動きを見せ、定位置奪還を狙います。