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【ヤクルト】シーズン最終戦は劇的サヨナラ キャプテンの一打で最下位阻止

2023年10月4日 21:38
【ヤクルト】シーズン最終戦は劇的サヨナラ キャプテンの一打で最下位阻止
ヤクルト・高津臣吾監督
プロ野球セ・リーグ ヤクルト5×-4阪神(4日、神宮球場)

ヤクルトがシーズン最終戦で劇的サヨナラ勝利を収め3年ぶりの最下位を阻止しました。

勝てば中日と入れ替わり最下位を脱出するヤクルト。先発の高橋奎二投手は立ち上がり、先頭打者の近本光司選手へ死球でランナーを背負うと大山悠輔選手の19号2ランで先制点を献上。さらに続く佐藤輝明選手に24号ソロを浴び、いきなり3点を追う展開になります。

一方打線は今季3戦3敗の防御率1.42と苦手とする大竹耕太郎投手に対して、初回にキャプテンの山田哲人選手が14号ソロで反撃。5回には塩見泰隆選手と山田選手のタイムリーが飛び出し、難敵相手に3点を奪い試合を振り出しに戻します。

しかし6回にリリーフが誤算。3番手の石山泰稚投手は1アウトから森下翔太選手にレフトフェンス直撃のツーベースを許すと、その後1、3塁となり佐藤選手にライトへ犠牲フライを許し再び勝ち越しを許します。

その後は1点差のまま9回。守護神の岩崎優投手から守備のミスも絡み1アウト1、3塁とすると、代打の内山壮真選手が起死回生の同点タイムリー。なおも続くチャンスで山田選手がサヨナラの犠牲フライで劇的サヨナラ勝利を飾りました。

この1勝で中日を抜き5位に浮上。リーグ3連覇を目指した2023年は5月に12連敗を記録。苦しいシーズンを歩んだヤクルトは最終戦で最下位を阻止し、57勝83敗3分の5位で終えました。