◇プロ野球セ・リーグ　広島-阪神（23日、マツダスタジアム）

広島の先発・ハッチ投手は2度のピンチを招きましたが初回の1失点のみで力投を続け、試合をつくっています。

ここまで3試合に先発し0勝2敗。前回登板となった4月25日のヤクルト戦では2回42球、6失点で防御率は7.62と苦しい結果だったハッチ投手ですが、この日は意地の投球を見せています。

ハッチ投手は初回、大山悠輔選手のタイムリーで1点を失います。それでも2回は三者凡退としますが3回、先頭打者に2塁打を浴びると、連続四死球でノーアウト満塁のピンチを招きます。ここで初回にタイムリーを放った大山選手をファーストフライで打ち取ると、続くノイジー選手をダブルプレーとしピンチを切り抜けます。

5回にも先頭打者から連続安打を浴びノーアウト1、2塁と再びピンチをつくります。ハッチ投手はここでも力投を見せ、2番・中野拓夢選手をストレートで空振り三振、3番・森下翔太選手にはスライダーで空振り三振、4番・大山選手はレフトフライとしこの回無失点でピンチをしのぎました。

ハッチ選手はこの裏の攻撃で代打を送られ交代。現在0-1で追いかける状況ですがハッチ選手が5回88球7奪三振1失点で試合を作り終盤を迎えています。