２０日（土）に行われる、今季最初のＪリーグ公式戦「ＦＵＪＩ　ＸＥＲＯＸ　ＳＵＰＥＲ　ＣＵＰ　２０２１」。昨季Ｊ１王者の川崎フロンターレと２位ガンバ大阪が対戦します。試合の注目選手を、今年１月に現役を引退した元川崎フロンターレの中村憲剛さん（４０）が語りました。

国内のサッカーシーズン幕開けとなる「ＦＵＪＩ　ＸＥＲＯＸ　ＳＵＰＥＲ　ＣＵＰ　２０２１」が、２０日（土）に埼玉スタジアム２〇〇２で行われます。

対戦するのは、昨季Ｊ１王者の川崎フロンターレと、２位のガンバ大阪。川崎フロンターレは昨季のＪ１リーグ３４試合２６勝５分３敗、総得点はリーグ新記録となる「８８点」と、圧倒的な強さでリーグを制覇。
さらに、今年元日に行われた天皇杯でも１－０でガンバ大阪を破り、大会初優勝。クラブとして初の２冠を達成しました。

この試合の注目選手を、川崎フロンターレで１８年間プレーし、今年１月に現役を引退した中村憲剛さんは、
「個人的にはＭＦ（ミッドフィールダー）の大島僚太選手（２８）。大黒柱なんで。ポジショニングとボールコントロール、どこにパスを出すかという目。サイズが小さくても技術でプレーできると彼は示してくれます。子供含め学生の子も学んで欲しい」と、身長１６８センチながら高い技術を武器に１０番を背負う、司令塔の大島選手を高く評価しました。

さらに、昨季ルーキーながら１３得点１２アシストの活躍を見せ、リーグ優勝の原動力となった三笘薫選手（２３）について聞くと、「もう説明いらないっしょ。みんな知ってるでしょ」と、笑顔を見せた中村さん。「個人で簡単に一人でドリブルで抜ける選手は日本にはいない」と、三笘選手のドリブルは「日本一」と太鼓判を押しました。

「ＦＵＪＩ　ＸＥＲＯＸ　ＳＵＰＥＲ　ＣＵＰ　２０２１」は、２０（土）の午後１時３５分にキックオフします。