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池江選手が復帰後初優勝 50mバタフライ

2021年2月21日 19:23
池江選手が復帰後初優勝 50mバタフライ

21日、競泳の東京都OPEN水泳競技大会の2日目、池江璃花子選手が50メートルバタフライで復帰後初の優勝を果たしました。

予選を26秒38のトップで通過した池江選手。決勝は序盤から飛ばし、20メートルの時点でトップに立つと、そのまま逃げ切り、2位以下に体一つ分の差をつけ、圧勝しました。タイムは25秒77。これは2019年に行われた世界選手権の決勝8位に相当するタイムです。

レース後、池江選手は「25秒台が出ると思っていなかったので、びっくりしたし、うれしかった。今の体の状況でいうと85点くらいはあげてもいいかな」と話し、「今年中には50メートルの種目で王者奪還するというのを目標にしていたので、50のバタで王者奪還できたのは一つクリア」と笑顔で答えました。

4月のオリンピック選考会となる日本選手権。この種目の参加標準記録は27秒52です。これで池江選手は自由形50メートルと100メートル、バタフライの50メートル、100メートルの4種目での出場資格を確実にしています。「このレースが終わってからの体のダメージを見ながらやっていかないといけないと思うので、それによって(日本選手権の出場)種目数を考えないといけないなと思う」と慎重な姿勢を見せています。

東京オリンピックについて聞かれると「アスリートとして狙っているところはみんな一緒」としましたが、「あくまで今の目標は2024年のパリオリンピックだ」と口にしました。


写真:日刊スポーツ/アフロ(写真は2月20日、100mバタフライ時)

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