日本代表リーチ連敗「悔しいのはいいこと」
ラグビーのトップリーグ第2節、東芝対クボタの試合が27日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、リーチマイケル選手(32)擁する東芝が7-39の大差で敗れ開幕2連敗となりました。
東芝は日本代表キャプテン、リーチマイケル選手が4年4か月ぶりにゲームキャプテンを務め、試合前のウオーミングアップから「声をだしていこう!」とまわりの選手を鼓舞する場面が見られました。
試合は前半20分過ぎまで両チームスコアレスの白熱した展開。均衡を破ったのは、クボタの主将・立川理道選手(31)のトライ。コンバージョンキックも決め、前半はクボタが7-0とリードして終えます。
後半開始1分、クボタは東芝ディフェンスの裏へのキックパスを金秀隆選手(23)が抑えトライ。その後も2トライを決めるなど、32対0とリードを広げます。
対する東芝は後半28分、右に展開すると、豊島翔平選手(32)が約50メートルの独走トライで反撃。しかし終了間際にトライを許し、39-7でクボタが勝利。東芝は開幕から2連敗を喫しました。
リーチ選手は試合後、選手を集めると「切り替えが必要。悔しいけど悔しいのはいいこと。何で悔しいかというと、勝ちたい気持ちが強いから。あとは準備して仕上げないといけない」と伝えました。東芝は3月6日の第3節、三菱重工相模原と対戦します。
写真:日刊スポーツ/アフロ