パルクール日本最高峰大会 初開催
2024年パリ五輪で追加競技候補にあがった「パルクール」。パルクールとは、器具は一切使用せず、走る・跳ぶ・登るなどの動作を通じて競い合うアーバンスポーツ。
7日、日本トップ選手が集う大会「PARKOUR TOP OF JAPAN In Awaji2021」が淡路島(兵庫県)の公園内に特設会場を設置し、初開催されました。
2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くの大会が中止に追い込まれていましたが、活動の場が制限されているトップ選手達のため開催された今大会。男子は12人、女子は4人の選手が参加しました。
男子は、2019年日本選手権の初代王者の朝倉聖選手(21)が、冒頭に縦に1回転、横に3回転する大技「トリプルコーク」を成功させるなどアクロバチックな演技をみせ、30点満点中22点で優勝しました。
また女子も、2019年日本選手権の初代王者、14歳の永井音寧選手が22点で優勝しました。
朝倉選手は、「優勝うれしいです。ありがとうございます。今の状況下で開催されるかは分からないですが、世界大会がもしあったら優勝に向けてこれから練習していきたいと思います」とコメント。
永井選手は、「うれしいです。周りの人に助けてもらって、満足する演技ができたので良かったです」と話しました。