プロ野球・巨人のヘルナンデス選手が8日、ジャイアンツ球場で練習を行い、「1日1日よくなっている」などと語りました。

ティーバッティングなどを行ったヘルナンデス選手は、まだ全力での練習は行っていません。5割から6割の力を使って手首に負担をかけないようにしているということでしたが、力加減が少し難しそうな様子も見受けられました。

「このままうまくいけば、いいなと思っています」

16日から始まるCSファイナルステージには間に合わずとも、26日から始まる日本シリーズにはどうにかならないかと考えているようで、「できればあしたからでも試合出たいんですけど」と笑いました。

「日本シリーズに間に合うように、なんとか治して、チームと一緒に試合に出たいなっていう気持ちがあります」と明かしたヘルナンデス選手。骨折したのは8月11日とまだ2か月たっていません。松井秀喜さんが同じように手首を骨折したときには約４か月かかっているだけに、今季は絶望視されていましたが、驚異の回復力を見せています。