日本 W杯予選で歴史的新記録14得点
サッカーW杯アジア2次予選。日本代表は30日、千葉・フクダ電子アリーナでモンゴル代表と対戦。新型コロナウイルスの影響で延期が続いていた2次予選でしたが、1年4か月ぶりに再開しました。
日本開催ながらも日本はアウェー扱いという今回の試合。モンゴルのコロナ感染対策を踏まえ、両国のサッカー連盟が協議し、本来モンゴルのホーム試合だったこの一戦を、日本での無観客試合として開催することになりました。
試合は終始、日本がボールをキープ。前半13分、南野拓実選手(26=サウサンプトン)が先制点。これで南野選手はW杯予選5試合連続ゴールとなります。
その後も前半33分に守田英正選手(25=サンタ・クララ)が日本代表初ゴールを決める一方、モンゴルのシュートは1本もなし。5対0の大量リードで前半を終えます。
後半10分には大迫勇也選手(30=ブレーメン)が、この試合2得点目となるゴールを決めると、さらに後半アディショナルタイムにも得点し、ハットトリックを達成しました。
他にも4人の選手が後半にゴールを決め、合計14得点。これは1997年マカオ戦での10得点を大幅に更新する、W杯予選での新記録となりました。
モンゴルに圧勝した日本。これで2次予選5連勝となり、最終予選進出へ王手をかけました。
◆得点経過
前半13分 南野拓実
23分 大迫勇也
26分 鎌田大地
33分 守田英正
39分 オウンゴール
後半10分 大迫勇也
23分 稲垣祥
28分 伊東純也
33分 古橋亨梧
34分 伊東純也
42分 古橋亨梧
45+1分 浅野拓磨
45+2分 大迫勇也
45+3分 稲垣祥
写真:ロイター/アフロ