五輪「辞退して」の声に…池江璃花子が発信
競泳で東京五輪代表に内定している池江璃花子選手がツイッターを更新。SNSで池江選手に直接寄せてくる五輪賛否の意見に対して、メッセージを発信しました。
(※以下、一部を抜粋しています。)
「Instagramのダイレクトメッセージ、Twitterのリプライに『辞退してほしい』『反対に声をあげてほしい』などのコメントが寄せられていることを知りました。もちろん、私たちアスリートはオリンピックに出るため、ずっと頑張ってきました。ですが、今このコロナ禍でオリンピックの中止を求める声が多いことは仕方なく、当然の事だと思っています。持病を持ってる私も、開催されなくても今、目の前にある重症化リスクに日々、不安な生活も送っています。私に反対の声を求めても私は何も変えることができません。ただ今やるべきことを全うし、応援していただいてる方たちの期待に応えたい一心で日々の練習をしています。オリンピックについて良いメッセージもあれば、正直、今日は非常に心痛めたメッセージもありました。この暗い世の中をいち早く変えたい、そんな気持ちは皆さんと同じように強く持っています。ですが、それを選手個人にあてるのはとても苦しいです。長くなってしまいましたが、私に限らず、頑張っている選手をどんな状況になっても暖かく見守ってほしいなと思います。」
■写真:YUTAKA/アフロスポーツ
※写真は2021年4月10日