◆国内女子ゴルフツアー　中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン（５月２１日～２３日、愛知・中京ゴルフ倶楽部石野コース、無観客開催、賞金総額７０００万円）

４月に男子ゴルフ・マスターズと同じコースで行われた「オーガスタナショナル女子アマチュア選手権」で日本勢初優勝を果たした梶谷翼選手（１７＝滝川第二高）が２０日、約２か月ぶりの国内ツアー戦へ向けて、前日会見に臨みました。

“オーガスタ”優勝後に帰国してから２週間は、隔離期間などがあったため今大会が国内ツアー初参戦の梶谷選手。大会へ向け、「正直、今は練習量が減っている分、不安がある」と話しますが、「試合に出た以上、それはただの言い訳にしかならない。あしたからは自分のゴルフを精いっぱいして、楽しんで、予選通過は絶対したいし、ローアマもとりたい。一打一打、大切にゴルフをプレーしていきたい」と、アメリカで培った経験を糧に意気込みを語りました。

初日は上位争いが期待される、稲見萌寧選手（２１＝都築電気）、高橋彩華選手（２２＝東芝）とコースをともにする梶谷選手。「光栄なこと。日本のトッププロの方とまわることはあまりないので、どんなプレーをしているのか、間近で見られるのはすごくうれしい」と、胸を躍らせました。

また梶谷選手は、６月の「全米女子オープン」、８月の「全英女子オープン」を経て、１１月には日本の最終プロテストを受験すると告白。「絶対に受かりたい」と明かし、念願のプロ転向へ先を見据えました。

写真：ＵＳＡ　ＴＯＤＡＹ　Ｓｐｏｒｔｓ／ロイター／アフロ
※写真は４月のオーガスタナショナル女子アマチュア選手権より