12人感染の広島 24日の検査で全員陰性
プロ野球・広島は24日、1軍と2軍の監督、コーチ、選手、スタッフ134人に対してPCR検査を実施し、全員が陰性と判定されたことを発表しました。交流戦の西武戦(マツダスタジアム)が予定されている25日にもPCR検査を実施するとしています。
広島は17日に菊池涼介選手、小園海斗選手、正隨優弥選手がPCR検査で陽性判定を受けたと発表。その後も選手・コーチ・スタッフの感染が相次いで判明し、ここ1週間で12人の感染が確認されていました。
24日に行われた日本野球機構(NPB)とJリーグの新型コロナウイルス対策連絡会議では、専門家チームの賀来満夫座長(東北医科薬科大学・特任教授)から「今回の広島の事例は、PCR検査をしっかりやったが、その後また(感染者が)出てきたことを考え変異株の関係があるとすると、今までのガイドラインでは不十分な点があるのではないかということを前提に、今回の事例もしっかりと検証をしていきたい」と、広島の事例から感染対策強化の必要性が共有されました。
25日に予定されているセ・パ交流戦、広島と西武の試合については、当日午前に行われる臨時実行委員会で開催可否が決まる見込みです。