酒井宏樹が浦和移籍 9年ぶりJリーグ復帰
J1・浦和は10日、日本代表のDF酒井宏樹選手(31)がマルセイユ(フランス)から完全移籍で加入すると発表しました。2012年以来、9年ぶりのJリーグ復帰となります。
酒井選手は2012年にJ1・柏からドイツのハノーファーに移籍。活躍の舞台をヨーロッパに移すと、2016年からはフランスの強豪マルセイユでプレーしていました。
チームを通じて酒井選手は、「浦和レッズという伝統ある偉大なクラブの一員になることができ、大変光栄に思います。一つでも多くのタイトルを熱きレッズファン・サポーターのみなさんと共に喜びあうためにがんばっていきますので応援よろしくお願いします!」とコメントしています。
また、東京五輪世代のU-24日本代表候補にオーバーエージ枠で選ばれている酒井選手。東京五輪代表選考最後の試合となる12日のジャマイカ代表戦(豊田スタジアム)を前に10日、オンライン取材に応じ、「若い選手たちにとってはかなり選考の部分もかかっている。そういう意味でも後ろからしっかりサポートして、彼らが思いっきりできる環境は作ってあげたい」と語りました。
ロンドン五輪以来、2度目の出場となる東京五輪に向け、「やるからにはすべての試合に勝ちたい。そのためにサッカーをしているし、日本代表のユニホームを着ている。どういう結果になるか勝負の世界なので分からないけど、その確率を少しでも上げられる努力はしていきたい」と、熱い思いを口にしました。
写真:アフロ