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衝撃の3回TKO 井上尚弥が悶絶ボディー

2021年6月20日 22:47
衝撃の3回TKO 井上尚弥が悶絶ボディー

ボクシングのWBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチが20日(日本時間)、ラスベガスで行われ、統一王者の井上尚弥選手がIBF同級1位のマイケル・ダスマリナス選手と対戦しました。

ラスベガスで2度目となる防衛戦に挑んだ井上選手は、リングに登場すると会場の大歓声に右手を上げて応えます。

第1ラウンド、1分過ぎに井上選手の左フックが頭をかすめると、ダスマリナス選手は左フックを警戒して後退。井上選手が主導権を握ります。

第2ラウンド、開始から井上選手が前に出て攻撃を仕掛けると、1分50秒過ぎに井上選手の左ボディーが決まり、この試合初めてダウンを奪います。

第3ラウンド、井上選手はまたも強烈な左ボディーフックを決め、ダスマリナス選手は2度目のダウン。苦悶の表情を浮かべながらもなんとか立ち上がったダスマリナス選手でしたがその直後、再び井上選手の左ボディーブローが決まり、3回2分45秒TKOで勝利しました。

試合後、井上選手は「1ラウンドで相手の実力・出方を見て、相手の出方次第だが、早い回でいけるかなと確信を持てた」と振り返り、「いい勝利ができた。ボディーでも顔でも倒せる準備をしてきた。ボディーで倒せて良かった」と笑顔を見せました。

この勝利で、WBA王座5度目、IBF王座3度目の防衛に成功。戦績を21勝(18KO)無敗とし、自身の持つ世界戦連続勝利の日本記録を16に伸ばしました。

写真:YUTAKA/アフロスポーツ
(※写真は2019年11月7日 WBSS バンタム級 決勝)

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