英ロックダウン1年 コロナ犠牲者に祈り
イギリスでは23日、新型コロナウイルスによる最初のロックダウンが導入されてから1年を迎え、ウイルスの犠牲者に祈りがささげられました。
イギリスでは23日、各地で黙とうがささげられ、新型コロナで亡くなった12万6000人以上の犠牲者を追悼しました。
ウィリアム王子と妻のキャサリン妃も、ロンドンのウェストミンスター寺院を訪れ、祈りをささげたということです。
ヨーロッパで最も多くの死者が出たイギリスですが、ワクチンの普及は主要国の中で最速レベルで進んでいて、18歳以上の人口の半分にあたる2800万人以上が1回目の接種を終えました。
今年1月に1800人を超えた一日あたりの死者も、23日には112人まで減少していて、イギリス政府は「迅速なワクチン接種の効果が出ている」としています。