イギリスでは８日、新型コロナウイルスの感染者が減少傾向にあることから、約２か月続いたロックダウンの段階的な緩和が始まり、学校が再開しました。

イギリスでは新規感染者が７万人近くに達する日もありましたが、５０００人を切るまでに減少しています。８日にはロックダウンの緩和計画の第一段階として、約２か月ぶりに学校が再開しました。

このまま感染状況が落ち着けば、来月１２日にはレストランでの飲食なども可能になることから、ロンドンにある醸造所ではビールの増産も始まりました。

ビール醸造所オーナー「私たちの顧客の中にも閉店に追い込まれた飲食店が多くある。もう二度とロックダウンにならないことを願っている」

イギリスでは約１万軒が閉店に追い込まれるなど、飲食店業界は深刻な打撃を受けています。

イギリス政府は人口の３割以上に普及したワクチンの効果が今後さらに出てくると見込んでいて、６月にほとんどの規制を解除することを目指しています。