日本バレーボール協会は２１日、北京大会以来３大会ぶりの五輪に挑む男子日本代表１２人を発表。世界最高峰のイタリアリーグでプレーする石川祐希選手や、２度目の出場となる清水邦広選手、１９歳の高橋藍選手などが選ばれました。

以下は、主な選手のコメント

キャプテン・石川祐希選手（２５）
「結果を求めるとともに、この大会では最高のパフォーマンスを発揮します。また、今まで支えてくださった方々への恩返しや感謝の気持ちを伝える舞台として全力で臨みます。イタリアという世界のトップリーグで戦ってきて、自分の感情を表現すること、１点の重要性、プレッシャーのかかった時に練習と同じプレーをすることの大切さなど、たくさんのことを学んできたので、それを練習から実践し、自信を持って東京オリンピックに臨めるように取り組みたいです。エースとして苦しい時やここ１点欲しい時に確実に取ることと、キャプテンとしてチームを苦しい時に支えられるように精神面でも頼りになる存在になることでチームに貢献したいです」

チーム最年長・清水邦広選手（３４）
「もう一度この舞台に立てるのはとても光栄です。北京世代の分も今までの思いをこの舞台にぶつけていきたいと思います。自分が出た時はチームを落ち着かせたり変化させられるように、ベテランならではのプレーをしていきたいです」

チーム最年少・高橋藍選手（１９）
「最年少ということで、まずは自分自身のプレーを全面に出しチームの勝利に貢献することが大切で、それがチームの雰囲気をよくすることにつながったり、得点につながると思うので、若さならではの力を出したいと思います」

以下は、選出された男子日本代表選手１２人

清水邦広（３４）小野寺太志（２５）藤井直伸（２９）山内晶大（２７）西田有志（２１）関田誠大（２７）石川祐希（２５）李博（３０）高梨健太（２４）大塚達宣（２０）山本智大（２６）高橋藍（１９）

◆男子日本代表の東京五輪試合スケジュール

７月２４日（土）　対ベネズエラ
７月２６日（月）　対カナダ
７月２８日（水）　対イタリア
７月３０日（金）　対ポーランド
８月　１日（日）　対イラン

写真：（左）石川選手、（右）清水選手

写真提供：（左）アフロ　（右）ＹＵＴＡＫＡ／アフロスポーツ