羽生結弦選手試合後初の会見に反応続々・・・日中両国で検索ワード急上昇
北京五輪のフィギュアスケート男子で4位に入った羽生結弦選手。14日、試合後初めての会見を行いました。会見場にはボランティアが殺到。SNS上でも羽生選手関連のワードが検索数を急激に伸ばすなど、日中両国で大きな関心を集めています。
■会見場に大勢の中国人ボランティアが詰めかけた
羽生選手の会見が行われたメディアセンター。会場前には羽生選手を一目見ようと100人以上のボランティアらが集まりました。
混乱を避けるため警備担当者が声を上げながら整列するように誘導。会見時間が近づくにつれて現場は熱気に包まれました。
羽生選手が姿を現すと大きな歓声が。数多くのスマホが羽生選手を取り囲み、マスク姿の羽生選手は両手を上げてこたえていました。
集まった人からは、「かっこよかった」「ハンサムだった」という悲鳴にも似た声が次々に上がり、抱き合って喜びを分かち合う姿も見られました。
■ツイッターでキーワードの検索数が急上昇
会見前、日本のSNSでは「引退会見なのか」「まだ滑っているところが見たい」といった、羽生選手が引退を表明するのではと懸念する声がSNS上に溢れていました。
会見が始まる30分ほど前から、会見に関するキーワードの検索数が急上昇。
「羽生選手の会見のために待機している」との書き込みが相次ぎ、会見開始時刻の午後6時半ちょうどには「羽生」を含むツイートが3700件以上投稿されました。
一方、会見が始まると「引退じゃなかった」といった安堵が広がりました。
「これが最後の五輪か」という海外記者からの質問に、少し間を置いて話し始めた羽生選手に対し、「まだやってくれるはず」「まずは怪我を治してほしい」といった羽生選手を気遣う声が多く寄せられました。
また会見の中で、一人称を「僕」としていた羽生選手が「9歳の俺自身」と発言したことにファンは反応。SNS上には、「今俺って言ったよね」「グッときた」「言葉の表現力も天才」といった、驚きと賞賛のコメントが寄せられています。
■中国のウェイボーにもトレンド入り
中国最大のSNS「ウェイボー」では、ファンたちが2月14日のバレンタインデーに会見が開かれることに着目し、「柚子がバレンタインデーにガールフレンドがいることを発表するのではないか」と推測し、婚約か結婚のサプライズ発表を期待する声も。
会見直後に、ウェイボーで「#羽生選手記者会見」の話題がトレンド入りし、会見後の1時間で「#羽生選手は引退しない」という話題が6000万回以上の閲覧数を記録しました。
競技後も日本と中国で注目を集め続ける羽生選手。次は20日の「エキシビション」に出場する予定です。