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「吹っ切れた」桐生祥秀 リレーに自信満々

2021年7月9日 19:27
「吹っ切れた」桐生祥秀 リレーに自信満々

東京五輪の陸上男子短距離代表が9日、山梨で練習を公開しました。

100mでは代表入りを逃した桐生祥秀選手(25)は400mリレーの代表に選出。「(100mの代表落ちは)完全に吹っ切れている。引きずるとチームの雰囲気も悪くなるし、リレーはチームの雰囲気がすごく大事。最高のパフォーマンスをするために呼ばれているので、しっかりリレーに集中したい」と本番を見据えました。

銀メダルを獲得した2016年のリオ大会、桐生選手は3走を任されました。今大会は、「3走か4走かどちらかだと思っている」と話し、「どっちでも自信満々でいきたい。どうなるか全然分からないけど、与えられた走順でしっかりパフォーマンスしたいと思う」と役割を全うすることを誓いました。

SNS上に寄せられた多くの期待の声に応えたいという桐生選手。近年の日本短距離界を引っ張り、国際経験も豊富な25歳は「リレーで世界大会のメダルを全部持っているのは僕だけしかいないと思う。経験とか、いろいろな場に応じても対応できる」と自信を見せました。

そして、「バトンだったりで最高のパフォーマンスをすれば金を取れると思う」と2大会連続のメダルへ意気込みました。

写真提供:日本陸上競技連盟 フォート・キシモト