東京五輪ウエイトリフティング女子４９キロ級代表の三宅宏実選手（３５）が１０日、取材に応じ「体調に関してはこの５年の中では今が一番体的にもトレーニングできていると思うので、残りの２週間、最後しっかり体調整えて今できることを見せたい」と意気込みを語りました。

三宅選手は、２００４年のアテネ五輪に当時１８歳で初出場。以来、北京・ロンドン・リオと４大会に出場してきました。５大会目となる東京五輪について「日本のウエイトリフティングの魅力、体との付き合いだったりとか、そういった未知のところに挑戦できたことは経験にもなったので、その経験できたことを５大会目の舞台で、６本成功できるようにしっかり役目を果たしたい」と決意を口にしました。

また、東京五輪が無観客での開催になったことについて「率直に言うと寂しいなと思う気持ちもある。会場が満員の中で試合をしたときはやっぱり迫力もあった。でも今回こういうご時世なので、テレビだったり、ネット配信を見ていただけたらうれしい」と今の思いを明かしました。

三宅選手は開会式翌日の２４日に行われるウエイトリフティング女子４９キロ級に出場し、３大会連続のメダル獲得に挑みます。

写真：新華社／アフロ