ハンド女子 仏に敗戦も五輪へ向け収穫
◆19日、ハンドボール女子「JAPAN CUP in 甲州」(山梨・甲州市)
東京五輪の初戦まであと6日。45年ぶりに五輪に出場するハンドボール女子日本代表「おりひめジャパン」は、リオ五輪銀メダルのフランス代表と対戦しました。
日本は、サイドから積極的にシュートを放ち序盤は4対3と互角の戦いを演じます。守備でもGK亀谷さくら選手がファインセーブを見せ、強豪相手に前半を終え11-18と粘りを見せます。
しかし、後半は高さとパワーを兼ね備えたフランスの猛攻を防ぎきれずに20-41と大差での敗戦となりました。
試合後、キャプテンの原希美選手は、「自分たちのミスから逆速攻という形で苦しい時間帯が続いた」と反省。それでも「しっかりディフェンスして粘り強く戦えれば、世界の強豪国とも互角に戦えるということを改めて実感することができた」と敗戦の中にも収穫があったとコメントしました。
東京五輪でハンドボール女子日本代表は、25日に初戦のオランダ戦を迎えます。
写真提供:JHA/Yukihito TAGUCHI