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中澤が語る 東京五輪し烈な左サイド争い

2021年6月12日 0:28
中澤が語る 東京五輪し烈な左サイド争い

サッカー東京オリンピック世代の24歳以下日本代表は、12日(土)に最終選考試合となるジャマイカ戦に挑みます。

東京オリンピック代表に選ばれるのは18人という狭き門。元日本代表でシドニーオリンピック出場経験のある中澤佑二さんが激化するメンバー争いについて語りました。

現在活動する24歳以下日本代表は、28人。この28人を中心として、本大会に登録されるのは18人のみです。そのなかで、特に激しい「ポジション争い」があると中澤さんは言います。

中澤佑二さん(以下 中澤)
「左サイド、川崎の三笘薫選手か名古屋の相馬勇紀選手かどっちもいい」「特徴はそれぞれありますけど、ドリブルをして相手DFを1人必ずかわせる能力を2人とも持っている」

元日本代表でシドニーオリンピック出場経験のある中澤さんは、このように話し、2人の高い能力を評価。

昨シーズン、ルーキーながら13得点をあげ、チームを優勝に導いた川崎の三笘選手については─。

中澤
「足首の柔らかさとボールを扱うテクニックがすごい、1対1では止められない」

一方、相馬選手については─。

中澤
「初速が圧倒的に早い!0の状態から2タッチ目ではもうトップスピードに乗っている」「ボールのないところでスピードに乗って、90分間通して何度もできる」と、両選手を絶賛しました。

オリンピック代表生き残りへ「求められること」については─。

中澤
「日本代表が勝つために自分がプレーするか、それがあった上でプラスアルファを出してくれれば森保監督はそういった選手を選ぶと思う」

ちなみに、自身が実際におこなっていた「プラスアルファ」の部分については─。

中澤
「(当時は)名前と顔を覚えてもらうのが第一だったので、セルフプロデュースとして、頭がフサフサ。よく言うとボンバーヘッド、ちょっと方向がずれると、サイババヘア」と、セルフプロデュースにも力を入れていたことを打ち明けました。

東京オリンピック代表発表前、最後の試合でアピールに成功するのは、1対1が強い三笘か、それともスピードが速い相馬か。24歳以下日本代表のジャマイカ戦は12日(土曜・豊田スタジアム)午後1時35分キックオフです。

(写真 左が相馬選手/右が三笘選手)