◇プロ野球パ・リーグ ソフトバンク5-4楽天(29日、楽天生命パーク)

首位・ソフトバンクが楽天との接戦を制し、優勝マジックを1つ減らして2としました。

初回に楽天先発の瀧中瞭太投手からデスパイネ選手、牧原大成選手、今宮健太選手、そしてこの日1軍復帰したグラシアル選手と、4連続タイムリーで4点を奪います。

しかし先発の森唯斗投手が初回に島内宏明選手にタイムリーを許すと2回には岡島豪郎選手に2ランを浴びて2回持たずに3失点で降板。さらに2番手・大関友久投手も3回に島内選手に再びタイムリーを許し4-4の同点に追いつかれます。

それでも打線は5回、2アウト3塁1塁の場面で楽天・安樂智大投手から今宮選手が値千金のタイムリー。今宮選手のこの試合2本目のタイムリーで5-4と勝ち越しに成功します。

1点のリードを中継ぎ投手陣が奮起して守り抜きます。8回には藤井皓哉投手が2アウト2塁1塁のピンチを迎えますが代打・銀次選手をレフトフライに打ち取ると、9回は守護神・モイネロ投手が3者凡退に抑え、1点差で逃げ切って勝利。

ソフトバンクの優勝マジックは1つ減って2となり、残りは3試合。最短優勝は30日の楽天戦となります。