「フクヒロペア」2戦目を粘り勝ち
◆東京五輪・大会3日目、7月25日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ
バドミントン女子ダブルスの予選リーグが行われ、福島由紀選手と廣田彩花選手の「フクヒロペア」が2戦目に挑みました。
フクヒロペアは第1ゲーム、粘り強いディフェンスを見せますが、マレーシアペアの強打に屈し、17-21でこのゲームを落としました。
あとのなくなった第2ゲームですが、相手ペアの積極的な攻めに苦戦。それでもフクヒロペアは、粘り強いプレーで流れを変え、21-15とこのゲームを奪いました。
最終、第3ゲームは疲れの色が見え始めた相手ペアからフクヒロペアが12連続ポイントを奪取。21-8で試合を決めました。
「フクヒロペア」は次戦(27日)、インドネシアのペアと対戦します。
試合後、福島選手と廣田選手のコメント
――厳しい1戦をものにしました
福島選手「我慢するしかない勝負だった。私たちらしく長いラリーから攻めていけたのが良かった」
――どのように感じながらプレー
福島選手「コートに立てているのが奇跡だと思うので、楽しんで、そして、喜びを感じながらプレーしていた」
廣田選手「6月に(膝を)ケガして、1度は(五輪の舞台に)立てないんじゃないかと思っていた。そこからここまで回復することができて、二人でコートに立てていることが本当に幸せ。今日も苦しい状況だったが、二人で声を掛け合いながら絶対大丈夫だと声をかけながら先輩に引っ張ってもらい、助けてもらい、勝つことができた」
――この1勝で乗っていけそう
廣田選手「我慢比べの試合を勝てたことは自信になる。思い切ってプレーできているからこそ、勝利につながっている。そこは続けていければ」
写真:ロイター/アフロ