古江彩佳「攻めるプレー」代表争いへ決意
東京五輪日本代表争いが佳境を迎えている女子ゴルフ。代表決定前最後となる国内大会(アース・モンダミンカップ、24日開幕、千葉)へ向けて21歳の古江彩佳選手が23日、会見に臨みました。
現在五輪ランキング3番手につける古江選手は、「私には優勝しかない状態。自分のプレーができて、ベストな状態で終われたらすごくいい。本当に神様がどう向いてくれるか。最後まで攻めるプレーができたらいい」と意気込みを語りました。
1904年のセントルイス大会まで開催されていたゴルフは、2016年のリオ大会で五輪競技に復活。古江選手は、「自分がやっているスポーツが、もう1回五輪競技になって、すごくうれしかった。自分にもチャンスはある」と、開催が決まった時の心境を明かしました。
「(東京五輪は)すごく遠い存在。自分が今この位置にいられることも本当に驚き」と語り、逆転での代表入りを狙う大会へ、「楽しく回れることが一番いいラウンドができると思うので、意識しながら回りたい」と意欲を見せました。
<女子ゴルフの東京五輪日本代表争い>
6月28日付の世界ランキングを基にした五輪ランキングで決まります。現在のランキングは、11位に畑岡奈紗選手、25位に稲見萌寧選手、28位に古江選手、31位に渋野日向子選手。畑岡選手は代表確実で、2番手を稲見選手、古江選手、渋野選手が争っています。
古江選手は「優勝」が最低条件。しかし稲見選手が「単独3位以上」なら古江選手を上回ります。また、古江選手が優勝し、稲見選手が「単独4位以下」でも、現地24日からの全米女子プロゴルフ選手権で渋野選手が「単独4位以上」に入れば、渋野選手が2人を上回ります。
写真:日刊スポーツ/アフロ
※写真は「宮里藍 サントリーレディスオープン2021」