東京五輪開幕まで３８日。各競技で続々と代表選手が決まる中、女子ゴルフは今月２８日付の世界ランキングを基にした五輪ランキングで東京五輪の出場権が決まります。１５位以内の選手から、各国・地域で最大４人が内定。１５位以内の選手が１人または０人の国や地域は、１６位から６０位までの選手を含めて最大２人に出場権が与えられます。

日本代表決定まで国内と海外ともに残り２戦。発表された１４日付の最新の世界ランキングでは、日本勢トップは畑岡奈紗選手（２２）が前週と変わらず１０位となりました。そして、日本勢２番手には稲見萌寧選手（２１）が２つ上げ２４位。３番手は古江彩佳選手（２１）が前週と変わらず２８位。そして渋野日向子選手（２２）が１つ上げ３１位と、依然し烈な争いが続いています。

また、日本とフィリピンの２つの国籍を持ち東京五輪にはフィリピン代表として出場する予定の笹生優花選手（１９）は、前週９位から１つ上げ８位と自己最高位を更新しています。

残り２戦は、国内は「ニチレイレディス」（１８日～２０日）と「アース・モンダミンカップ」（２４日～２７日）。海外は「マイヤーＬＰＧＡクラシック」（現地１７日～２０日）、そして優勝すればランキングの大幅アップが見込まれるメジャー第３戦「全米女子プロゴルフ選手権」（現地２４日～２７日）が行われる予定です。

写真：日刊スポーツ／アフロ