東京五輪開幕まで３１日。女子ゴルフは２８日付の世界ランキングをもとにした五輪ランキングで東京五輪の出場権が決まり、原則、各国・地域の２人に出場権が与えられます。男子はすでに２０日付の世界ランキングで松山英樹選手と星野陸也選手が東京五輪の出場権を獲得しています。

日本代表決定まで国内と海外ともいよいよ残り１戦。発表された２１日付最新の世界ランキングでは、日本勢トップで代表入りを確実としている畑岡奈紗選手（２２）が前週から１つ下げ１１位となりました。

そして依然、し烈な争いが続く２番手争い。最新の世界ランキングで２番手は稲見萌寧選手（２１）が前週から１つ下げ２５位。３番手には古江彩佳選手（２１）が２８位。そして渋野日向子選手（２２）が３１位で３人の差が前週より縮まりました。

また、日本とフィリピンの２つの国籍を持ち東京五輪にはフィリピン代表として出場する予定の笹生優花選手（２０）は、前週８位から１つ下げ９位となりました。

残り１戦は、稲見選手と古江選手が出場する予定の国内ツアー「アース・モンダミンカップ」（２４日～２７日）。そして渋野選手が出場予定の海外ツアーは、優勝すればランキングの大幅アップが見込まれるメジャー大会「全米女子プロゴルフ選手権」（現地２４日～２７日）が行われる予定です。


写真：日刊スポーツ／アフロ（上段・畑岡選手、稲見選手　下段・古江選手、渋野選手）