ドジャースの大谷翔平選手が日本時間17日、ファンを喜ばせる特別なサプライズを行いました。その様子がドジャースの公式SNSに投稿されました。

試合に招待されたのは大谷選手のファンであるアルバートくん。13歳のアルバートくんは生後3日で心臓の病であることが分かり、2度の心臓の手術と1度の開腹手術を経て、現在はリトルリーグではスラッガーとして活躍しています。大谷選手は試合前にサプライズでアルバート君の元へ。大谷選手と目が合ったとたん、口をあんぐり開けて驚いた表情を見せるアルバートくん。大谷選手は「緊張してる？」と声をかけながら緊張をほぐすようにアルバートくんの肩をもみほぐします。周りから「息して」と言われるほど驚きで言葉を発せられないアルバートくんに大谷選手はユニフォームにその場でサインをしてプレゼント。その間もアルバートくんは緊張の面持ち。

大谷選手は目線を合わせ優しく「今日は来てくれてありがとう」と話すと「準備できてる？今日君が始球式を投げるんだよ」とさらなるサプライズを告げます。アルバートくんはさらに驚いた表情で家族の方を見ます。小さく「YES」と答えるアルバートくんに「こんな静かな彼を見たことないよ」と周りから笑顔がこぼれました。

さらに、スイートルームでの観戦もプレゼントされ大谷選手との特別な時間を過ごしたアルバートくん。大谷選手が去った後に「何が起こったんだ。30秒くらい息が出来なかったよ」と話しました。

その後、始球式に参加したアルバートくん。キャッチャーを務めたのは大谷選手。アルバートくんにとってスペシャルは1日となりました。