ウルフ アロン「最高です」一本勝ちで金
◆29日、東京五輪・大会7日目、柔道男子100キロ級・決勝、東京・日本武道館
日本のウルフ アロン選手と韓国の選手が対戦した決勝。両者一歩も譲らない展開となり決着は延長戦へ。最後はウルフ アロン選手が「大内刈」で一本勝ち。
五輪初出場で金メダル、さらに、シドニー大会の井上康生さん以来21年ぶりの同階級での金メダル獲得となりました。
以下、試合後、ウルフ アロン選手のコメント。
─最後まで攻め続けました
「僕自身の持ち味は泥臭い柔道。最後まで貫いて勝つことができてよかった」
─日本武道館でのオリンピック金メダル
「子どもの頃からたくさんの大会を(日本)武道館でやってきた。自分自身の目標であった東京オリンピックで優勝することができて感慨深い。支えてくれた家族や付き人、応援してくれた全ての人に感謝を伝えたい」
─(五輪で)100キロ級のメダルをもう一度取り戻すという強い思い
「(シドニー大会で)井上(康生)先生が取ってからこの階級では金メダルがなかった。僕自身が取り戻してやろうという気持ちで臨んだ」
─実際に達成しました
「まだ実感はありませんが、最高です」
写真:ロイター/アフロ