五輪・柔道 男女ともに金メダル獲得
29日、東京五輪の柔道は男女ともに金メダルを獲得しています。
柔道女子78キロ級に出場したのは、濱田尚里選手。得意の寝技や関節技で、決勝へ上り詰めます。
決勝戦の相手は、パワーをいかした攻めを得意とするフランスの選手。
試合開始早々、果敢に攻め寝技へ。相手を抑え込みます。
濱田選手から逃れるすべなく、試合終了。一本勝ち。
自分の柔道を貫き、オリンピック初出場で見事、金メダルを手にしました。
柔道男子100キロ級。この階級でシドニーオリンピックを制した井上康生さん以来の金メダルを目指すウルフ アロン選手。
決勝の相手は、勝つための研究を続けてきた韓国の選手。
互いに攻め合い激しい戦いを見せますが、ポイントを奪えず延長戦へ。疲れが見え始めた相手に何度も技をしかけます。
一進一退の攻防が続く中、その瞬間が訪れます。準決勝でも決めた大内刈で一本勝ち。
柔道男子重量級として悲願の金メダル獲得です。